FC2ブログ

2月28日 写真の歴史

未分類
02 /28 2019
Ⅰ.諸連絡(CDより)
①第二回フォト季彩展示会案内など

Ⅱ.写真の歴史(平松先生)
いよいよ本年度最後の授業となりました。
本日は、写真の歴史について技術の側面から詳しく教えて頂きました。
理解不足等を補いながら記載しましたが、間違い等あればお許しください。
(画像はスライドからの転写です。ゆがみ、影などご容赦ください。)

s-DSC03621_bw_p128.jpg
講義の様子(見世物小屋-カメラオブスキュラ)

1.カメラはいつ生まれたのか
○木漏れ日の丸いボケ
  -日食時は三日月の形に見える
カメラオブスキュラ
  -ラテン語で「暗い部屋」の意(カメラの原語)
  -ピンホールカメラの原理を利用した像投影装置のこと
  -原理は古代、13世紀頃には太陽観測、15世紀頃には芸術家に広がった
 ●見世物小屋
  -植田正治写真美術館と逆さ大山
s-03植田正治美術館_p128   s-04逆さ大仙_p128
 ●絵画作成用
  -フェルメールも使っていた?
s-05絵画用_p128   s-06ピアノレッスン_p128


2.写真術の発明 - 摺りガラスに写る世界を写し取りたい
ヘリオグラフィー(1824-1826頃)
 ジョセフ・ニセフォール・エニプス(仏)
 -感光材にアスファルト、極めて低感度、不鮮明
s-06ヘリオグラフィー_p128   s-07原版_p128

ダゲレオタイプ(銀板写真)(1939)
 ルイス・ダゲレオ(仏)
 -感光材に銀メッキした銅板、露光時間10~20分、初めての実用写真!
s-09ダゲレオ写真機_p128   s-13肖像写真_p128

s-08ダンブル大通り_p128   s-10田中像_p128
 ノエル=マリー=ペマル・ルルブール - ダゲリアン達の漫遊記(1841)
s-12漫遊記_p128   s-12ヴェニス_p128

カロタイプ(1841)
 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(英)
 -感光液を紙にしみ込ませる、ネガポジ法を発明(複製が可能に)
 -世界初の写真集「自然の鉛筆」(1844)
s-14カロタイプ_p128   s-15世界初の写真集_p128
 マキシム・デュカン(仏) -旅行写真
s-16マキシム_p128

サイアノタイプ(青写真)(1842)
 ジョン・ハーシェル(英)-父親とともに天文学者としても有名
 -鉄塩を利用した感光材、建築図面、安価
s-17サイアノタイプ_p128


3.進化する感材・カメラ
湿式コロジオンタイプ(湿板写真)(1851)
 フレデリック・スコット・アーチャー(英)
 -ガラス板に感材を塗る、高画質で複製可能、暗室が必要
 -幕末の日本写真館でも使用
s-19湿式写真_p128

アルビューメント・プリント(鶏卵紙)(1850)
 ルイ・デジレ・ブランカール・エヴラール(仏)
 -卵白で紙に塗布膜(バインダー)を作り感光層にする、横浜写真
 -コロジオン湿板のネガと相性がよく、美しい画像が安定して得られた
s-18坂本龍馬_p128   s-20死の影の谷_p128
 サミュエル・ボーン(英) -旅行写真
s-21サミュエルボーン_p128
 フェリクス・ベアト(英) -ビュー・オブ・ジャパン
s-22松並木_p128   s-23宿場_p128


アンブロタイプ(1854) 左
 ジェームス・アンブローズ・カッティング(米)
 -ガラスネガをそのまま利用、ガラス背面に布やコーティング
ティンタイプ(1853) 右
 アドルフ・アレクサンドル・マルタン(仏)
 -アンブロタイプと同様、支持体に濃い色の金属板を使用
s-24アングロタイプ_p128   s-25ティンタイプ_p128


ガラス乾板(乾板写真)(1871)
 リチャード・リーチ・マドックス(英)
 -臭化銀をゼラチンに混ぜた感光乳剤を、ガラス板に塗布
s-26色々なガラス乾板_p128   s-27植田正治硝子乾板_p128


オロトーン
 エドワード・カーティス(米)
 -ガラス板に塗布したブロンズ粉に被写体像を定着させ、裏からバナナ油で彩色
s-27オロトーン_p128


ゼラチン・シルバー・プリント(1873)
 ピーター・モーズリー(英)
 -塗布膜にゼラチンを使用、工場で大量生産が可能、現在でも使われている
s-28ゼラチン_p128


フィルム(1889)
 ジョージ・イーストマン(米)
 -ベースに透明樹脂を利用(セルロイド→ポリエステル)
ロールフィルム(1885)
 ジョージ・イーストマン(米)
s-31シャッタを押すだけ_p128   s-33ライカニコンF_p128
 ロバート・キャパ(ハンガリー)、アンリ・カルティエ・ブレッソン(仏)
s-34崩れ落ちる兵士_p128   s-32アンリカルティエ_p128


オートクローム(1903)
 リュミエール兄弟(仏)
 -世界初の市販カラー感材、じゃがいもの澱粉3色に染めた、ガラス乾板
 アルベルト・カーン(仏)
s-35ラルティーグ_p128   s-36カーン_p128


コダクローム(1935)
 エルンスト・ハース(米)、 ウィリアム・エグルストン(米)
s-37レッドチューリップ_p128   s-38赤犬_p128

タイプCプリント(1939)
 -感光材料を三層にした印画紙で現像の過程で発色させる
 リチャード・ミズラック(米)
s-39ミズラック_p128

インスタントフィルム(1947)
 エドゥイン・ハーバート・ランド(米)
 デイビッド・ホックニー(英)
s-40ポラロイド_p128   s-41ホッケに―_p128

デジタルカメラ(1975)
 スティーブン・サッソン/コダック社
s-42デジカメ_p128

(講義を振り返って)
ピンホールからデジタルカメラまでを2時間で理解するのはとても大変でした。
それでも、「画像を写し取りたい!」という人間の欲求があったればこそ今の技術があるということがよく分かりました。
個人的には、初の実用写真であるタゲレオタイプへの飛躍が特に印象的でした。
そして、それら古い技術が今も芸術に活用されていることも分かりました。
先生1年間どうもありがとうございました。

Ⅲ.クラスミーティング
1.合同展作品額装
s-46額装_p128
合同展作品の額装に取り組む受講生


2.フォトブック印刷
フォトブックの方も全員が印刷を完了し、合同展作品とともにATCの開場に持ち込みます。皆さんお疲れさまでした!
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

2018koudai33

【作成担当】6つの班の記録・広報担当者が月ごとにブログを作成します。
 4月・11月:2班
 5月・12月:3班 
 6月・1月 :4班
 7月・2月 :5班 
 9月・3月 :6班 
 10月   :1班