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7月12日 テーマを決めた作品制作

未分類
07 /12 2018
1.諸連絡(CDより)
 ①高大同窓会フェスタのご案内
 ②大阪中央市場見学会のご案内
 ③その他

2.テーマを決めた作品制作(平松先生)
〇カメラ芸術科では、受講生一人ひとりが1年を通して何か一つテーマを決めて継続的に撮影し、3月の学習成果発表会までに写真集(概ね20~30枚程度)を作成することとなっています。

〇本日の講義では、先生から14名の著名な写真家並びに代表作品を紹介頂き、受講生のこれからの制作活動に向け大いに参考になりました。

先生講義_b
参考作品の紹介

①ウジェーヌ・アジェ(仏、1857年 - 1927年)   
パリの街角など身の回りの風景を愛情を込めた写真に残しています。「クレリー通り97番地」という作品では横尾忠則さんの”Y字路”を思わず思い出しました。

②有野永霧(1941年 - )   
「空蝉の都市」では、先ず地図を用意し目的地を決めて都市景観を撮影されたそうです。地図や地形の高低差が大好きなので、もっと知りたくなりました。

③エリオット・アーウィット(仏、1928年 - )   
10才の時アメリカに移住。代表作「美術館に行こうよ」は、撮影場所を美術館に限定し、見学者との距離感をうまく表現したインパクトある作品です。

④橋口譲二(1949年 - )   
「十七歳の地図」が1988年に出て、10年後にロングインタビュー版、2008年に続編が出ています。人の広がりとともに時間の流れが強く感じられる作品です。

⑤植田正治(1913年 - 2000年)   
境港を拠点に活動。砂丘を背景に家族を映した作品など前衛的な演出は「植田調」と言われ、写真の母国フランスでも「Ueda-cho」と紹介されています。

⑥ニコラス・ニクソン(米、1947年 - )   
妻と彼女の4姉妹を1975年から毎年撮り続けてた「The Brown Sisters Forty Years」。1枚1枚は記念写真ですが、写真の持つ記録性の偉大さを感じます。

⑦石元泰博(1921年 - 2012年)   
カリフォルニア生まれで西洋と東洋両方の眼差しを持った作家。代表作の1つ「HANA」は、モノクロで花の造形美を捉えた写真集です。

⑧オリビア・パーカー(米、1941年 - )   
画家からスタートし写真家に転じたそうです。そのせいか、作品も豆、果物、花びらなど静物画のようなタッチで描かれているように感じられます。

⑨クー・ボンチャン(韓国、1953年 - )   
韓国の代表的な写真家。「Vessel」とは李氏朝鮮で作られていた白磁のことで、世界の美術館を訪れ長い年月をかけて撮り続けた作品、将にライフワークです。

⑩普後均(1947年 - )   
「Flying Fryingpan」は使い古しのフライパンを、あらゆる角度からモノクロで表現した写真集です。

⑪チェマ・マドス(スペイン、1957年 - )   
マッチと板、排水溝と皿など日常的なものを違った角度でシュールでユーモアたっぷりに撮ったモノクロ写真。おもしろくて思わず注目してしまいます。

⑫潮田登久子(1940年 - )   
「冷蔵庫 ICE BOX」は、一家の生活がスタートした豪徳寺の自宅でささやかな生活を記録するうち、大家さんの冷蔵庫、母、親戚 、友人と拡がったそうです。

⑬柴田敏雄(1949年 - )   
擁壁、砂防ダム、ガソリンスタンドなど人口構造物を精細なモノクロ画像でオブジェのように描かれています。「日本典型」は代表作のひとつです。

⑭都築響一(1956年 - )   
編集者・執筆者。「TOKYO STYLE」は、2年間毎週誰かの部屋を尋ね、若者たちの部屋だけを100室以上撮り溜めた、将にルポルタージュ的写真集です。

〇テーマ選定にあたっては、14人の写真家の例(街角、美術館、若者、家族、花、豆、白磁、冷蔵庫、部屋など)を参考にしつつ、一方で身の丈に合った身近なテーマを選ぶことも大事と感じました。

〇また、実際に制作を進めるにあたっては、次のサイクルが重要と改めて認識しました。
 ①テーマの選定
 ②撮影
 ③写真のセレクト
 ④深める撮影(③④の繰り返し)

〇続いて、先生が10年以上前から日本全国を旅し撮影を続けられている「松風」シリーズについて紹介を頂きました。写真のセレクト→深める撮影を繰り返す実例も教えて頂きました。
松風紹介・・・先生のスライドより
松風・・・先生のスライドより


3.クラスミーティング(テーブルフォト発表会)

〇先週実施したテーブルフォト演習の作品を各自3枚持ち寄り発表会を開催しました。なかなか思い通りの写真が撮れなかったため、自宅で再チャレンジして来た受講生も多かったです。

〇初めてテーブルフォトをやってみて、難しかったが新たな楽しみを見つけたという受講生も多かったように思います。

テーブルフォト1
発表会の作品より


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2018koudai33

【作成担当】6つの班の記録・広報担当者が月ごとにブログを作成します。
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